石野がイン逃走V飾る。伸び仕様で臨む杉山も要注目
当地SG覇者で90期同期コンビの石野と吉田はともに準優を逃げ快勝。中心はもちろん1号艇の石野。準優再現の気合の踏み込みで逃走Vを決める。吉田と安河内が次位を争う。一発の魅力は伸び仕様でデビュー初Vに挑む杉山だ。
当地SG覇者で90期同期コンビの石野と吉田はともに準優を逃げ快勝。中心はもちろん1号艇の石野。準優再現の気合の踏み込みで逃走Vを決める。吉田と安河内が次位を争う。一発の魅力は伸び仕様でデビュー初Vに挑む杉山だ。
約1カ月ぶりの開催となるボートレースまるがめの「報知グリーンカップ」は、14日から17日まで4日間の短期決戦で行われる。主力のA1勢は9人。中でも、SG初優勝を飾った思い出の水面で活躍が期待される石野貴之(大阪)と吉田拡郎(岡山)の2人がシリーズをけん引する。特に石野は2010年の当地オーシャンカップを含めSG9冠(G1もV9)とボート界を代表する選手だけに主役の座は譲らないだろう。2014年の当地オーシャンC覇者の吉田は昨年V5を挙げて、先月の平和島クラシックで久しぶりのSG復帰(準優4着)を果たした。今年もすでにV2と好ペースを刻んでおり、石野にも負けない激走に期待したい。この90期同期コンビのほかにも好メンバーがずらり。先月の住之江以来、約1カ月ぶりの実戦ながら実力は確かな本多宏和(愛知)や一般戦なら好勝負必至な後藤翔之(東京)と安河内将(佐賀)、女子G1とG2を勝っているベテランの岩崎芳美(徳島)の名を挙げておきたい。ほかにも今期A1復帰ペースの島田賢人(埼玉)や北川太一(佐賀)、地元勢では木谷賢太(香川)も奮起の走りをみせる。(データは3月25日現在)