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強豪遠征勢を中村・濱野の地元コンビが迎え撃つ

　9人のA1級レーサーが参戦する5日間のミドルシリーズ、V争いの中心は藤岡俊介(兵庫)だ。6月に地元尼崎で今年初Vを飾ると、7月の当地前回戦や今年2回目のVを掴んだ唐津、8月尼崎の強豪ひしめくオール兵庫を含む6場所連続で優出と、夏場から勢いは一気に加速。持ち前の速攻力を発揮して、2022年10月以来となる当地2回目のVに照準を合わせる。
　現在、3場所連続で優出中の古澤光紀(福岡)も好リズムだ。今年に入っての4Vは1月宮島、3月福岡、5月戸田、8月芦屋とシーズンやエリアを問わないオールラウンドな活躍。当地でも過去2回のV実績と水面相性も上々。間違いなく優勝候補の一角だ。
　4月住之江でVを飾った佐藤博亮(愛知)や、昨年12月の当地前回戦で準Vと好走した小池哲也(大阪)もスピード攻勢で当地初Vを狙う。
　期末に向けてA1級キープへリズムアップを図りたい松下一也(静岡)、照屋厚仁(兵庫)、谷川祐一(滋賀)らの気合駆けにも注目。
　地元勢は若手世代が主軸だが、決して力負けはしていない。香川支部が誇る若きGⅠウイナーの中村日向(香川)、地元で今年2Vの実績がある濱野斗馬(香川)のA1級コンビが果敢な走りで強豪遠征勢を迎え撃つ。

※データは2024年8月28日現在。