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丸亀-1グランプリ　ふじむら杯

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実績断然の田中信一郎が格上の走りを披露する

　8人のA1級レーサーが参戦する6日間シリーズ。中でも、圧倒的な存在感を放つのが田中信一郎(大阪)だ。グランプリ3冠を含むSG5V、GⅠ15Vの実績は別格。マスターズ世代となった今でも巧腕に陰りはなく、貫録の走りで当地5回目のVへ突き進む。
　その田中に待ったをかけるのはSG2冠の笠原亮(静岡)だ。今期は期初めの浜名湖でフライングとつまずいたが、その後は安定した走りで調子をキープ。当地は5回のV歴に加え、SGでも2度の優出歴と水面相性も良好。硬軟自在のスピード戦でV争いに名乗りを上げる。
　今期勝率でキャリアハイのペースを刻む岩瀬裕亮(愛知)も注目度は高い。今期に入って4Vを挙げており、7月には常滑、唐津、鳴門で3連続Vと絶好調モードに突入。近況の勢いそのままに、一気にVまで駆け抜ける場面があっても不思議ではない。
　当地3Vの実績がある萩原秀人(福井)、松尾拓(三重)も力負けはなく、果敢な走りでシリーズを盛り上げてくれそうだ。速攻派の若林将(東京)、石倉洋行(福岡)は、積極的なスタート攻勢でV争いに加わってくるか。A1級キープへリズムアップを狙う川北浩貴(滋賀)は、5Vの実績がある相性抜群の当地水面で勝率を稼ぎたい。

※データは2024年9月5日現在。