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四国新聞社杯

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女子トップクラスの実力者・守屋美穂が主役だ

　男女混合の5日間シリーズ。A1勢は8人だが、その中でもV有力候補として挙げたいのは守屋美穂(岡山)だ。今年はビッグレースでの相次ぐフライングに苦しみながらも、5月の宮島GⅡレディースオールスターを含む4Vの活躍。当地でも3Vの実績と水面相性も申し分なし。男子顔負けの攻撃力でシリーズの主導権を握る。
　深井利寿(滋賀)も注目度は高い。9月のびわこ周年記念で12年ぶりのGⅠ制覇を飾り、今や一大勢力となった滋賀支部の中でも存在感をアピール。2022年12月の前回当地戦では準優勝と好走。勢いに乗って臨む今節は、当地初Vに照準を合わせる。
　隠れF2の足かせが外れた秦英悟(大阪)も侮れない。休み明け初戦となった津で9戦8勝の準パーフェクトVと、全くブランクを感じさせない走り。的確なスタートと鋭いコーナーワークで当地連覇を目指す。
　今期勝率7点オーバーとキャリアハイのペースを刻む森野正弘(山口)、今年3Vと安定感ある走りが光る前田篤哉(愛知)もV戦線に名乗りを上げる。荒川健太(三重)、中村尊(埼玉)、川上剛(福岡)もA1級の手腕でシリーズを盛り上げてくれそう。
　現在はA2級に甘んじているが、実績断然の市川哲也(広島)、9月の桐生ヤングダービーでGⅠ初優出を果たした澤田尚也(滋賀)も軽視は禁物だ。

※データは2024年9月26日現在。