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PayPay銀行杯

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地元の竹田和哉が気合の走りで主導権を握る

　「PayPay銀行杯」は、12日に開幕。7人のA1レーサーが参戦するロングランシリーズだが、主力勢は伯仲ムードの顔ぶれ。そんな中、V候補として期待が懸かるのは竹田和哉(香川)だ。今年5月に開催された「安岐真人杯争奪瀬戸の大魔神大賞」で悲願の地元初Vを飾ったことも記憶に新しい。持ち味の安定感ある走りで、近況はA１級にも定着してきた。地元の若きマルチプレーヤーが強力遠征勢を迎え撃つ。
　2月蒲郡の東海地区選手権でGⅠ初優出を果たした北野輝季(愛知)は4月の戸田一般戦で今年初Vを挙げると、続く5月常滑のゴールデンウイークシリーズを制覇と春先からリズムアップ。一般戦ならスピードは上位で、良機とタッグを組めば活躍は必至。コース不問の鋭い走りで当地初Vを目指す。
その他のA1勢では江夏満(福岡)や吉永則雄(大阪)、白神優(岡山)、堀本和也(徳島)らも果敢なレースでV戦線を盛り上げそう。通算86Vと圧倒的な航跡が光るベテラン石田政吾(福井)もSG覇者の存在感を示したい。
　12人のA2レーサーたちも力負けはなく、中でも当地V歴のある沖島広和(福岡)、松江秀徳(佐賀)、服部達哉(愛知)に注目。