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清酒金陵杯

12/111213141516

中田元泰が地の利を生かして主導権を握る

　男女混合の6日間シリーズは上位陣の実力拮抗で混戦ムード。その中で主役候補として期待が懸かるのは地元の中田元泰(香川)だ。当地参戦は今年9回目、現行モーターになってからも3回目と、調整面も含めてあらゆる部分でアドバンテージは大きい。11月に開催されたGⅠ京極賞では、予選ラストの勝負駆けレースで落水失格と消化不良の幕切れ。リベンジを期す今節はいつも以上に気合を入れて臨む。
　遠征組では小野達哉(大阪)をV候補筆頭に挙げたい。来期適用勝率では今節メンバー中トップの6.96をマーク。7月の当地前回戦では初日を連勝で飾るも2日目に無念の負傷帰郷と心残りがあり、こちらも雪辱に燃える一戦だ。
　攻撃的なレーススタイルが持ち味の益田啓司(福岡)は、勢いに乗ると白星を量産するタイプ。良機とタッグを組めば、一気に当地初Vへ登り詰めても不思議はない。
　当地V歴のある佐藤大介(愛知)や松崎祐太郎(福岡)、安定感ある走りが魅力の村田修次(東京)や高橋正男(兵庫)もV戦線に欠かせない存在だ。
　女子ではキャリアハイの成績でA1級復帰を決めている土屋千明(群馬)を主軸に、櫻本あゆみ(群馬)、川井萌(静岡)など男子顔負けの決定力を持つメンバーがそろっており、好モーターを手にすればV争いにも顔を出しそう。

※データは、2024年12月2日時点。